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ダンスと水泳の共通点!ダンス上達へ「何となく踊る」から卒業しよう

更新日:2026.09.29

【ダンス×水泳】現役プロダンサーが水泳を始めて気づいた、ダンスが上手くなるための4つの共通点

こんにちは。RECNAD TOKYO代表・ダンサー/ダンスインストラクターのShow-Meです。

僕は普段、週に1回パーソナルトレーニングを続けています。

気づけばもう10年近く。

ダンサーとして身体を使い続ける以上、踊ることだけではなく、怪我をしない身体を作ること・心身の健康を維持することも仕事の一部だと思っています。

そして今年の夏、そのトレーニング後のケアも兼ねて、自分で
「トレーニング → 水泳」
というカリキュラムを作ってみました。

そこで改めて気づいたことがあります。

水泳って、ものすごくダンスに似ている。というかダンスだ。

リズム、身体の使い方、フォーム、目標設定。

普段ダンスレッスンで意識すること、伝えていることが、水の中でもそのまま当てはまりました。
今回は、現役プロダンサーが実際に水泳を始めて感じた「ダンスと水泳の共通点」について書いてみたいと思います。

① 水泳にも「リズム」がある

水泳をしていて最初に面白いと思ったのが、「泳ぐことにもリズムがある」ということでした。

特に分かりやすいのがクロールです。

僕の場合、クロールは自分の中で4拍子の感覚があります。

腕を動かしながら、3かきに1回呼吸をする。
1.2.3.息継ぎ 1.2.3.息継ぎ

つまり、腕の動きと呼吸には一定の周期があります。

そしてここで面白いのが下半身です。

腕や呼吸のリズムとは別に、脚はずっとバタ足を続けています。
上半身 1.2.3.息継ぎ(4・8拍子)
下半身 バタ足(16拍子)

下半身で16ビートを取り続けながら、上半身では別のリズムや動きをしている
ダンスと全く同じ体の使い方だと思います。

下半身は一定のリズムを刻み続ける。

その上で、上半身は違うタイミングで動き、さらに呼吸まで入る。

これはダンスでいう身体の各パーツを別々に音を取り、コントロールする感覚と、とてもよく似ています。

リズムが崩れると、泳ぎも一気に崩れる。
ダンスと同じです。

「リズム感」というと音楽だけの話に聞こえるかもしれませんが、実際には身体を一定のタイミングでコントロールする力でもあるんだなと、水泳をして改めて感じました。

② 40代でも1週間で変わった理由

今回、水泳を始めて自分でも面白かったのが、1週間の中での変化です。

  • 1回目:350m
    とにかく泳ぐ。結果、溺れかけるくらい苦しい。
  • 2回目:400m
    途中から「タイムを目標にしてみよう」と考え始める。
  • 3回目:800m
    最初から泳ぐ時間と休憩時間を決めて実施。まだ余力もありました。

40代でも、わずか数回で距離は350mから800mまで伸びました。

もちろん、単純に体力が急激についたという話ではありません。

大きかったのは、「やり方が変わったこと」だと思います。

ただ頑張るのではなく、計って、考えて、修正する。

これもダンスの上達、そしてトレーニングとまったく同じだと思います。

③ 目標を持つと「ただ苦しい」が上達に変わる

最初は、ただがむしゃらに泳いでいました。

そして思ったこと。

ただただ苦しい。

そんな中で、プールに秒数を計れる時計(ペースクロック)があることに気づきました。

そこで、自分が50m泳ぐのにどれくらい時間がかかっているのかを計ってみました。

そのタイムをパーソナルトレーナーに伝えてフィードバックをもらい、
「泳ぐ時間+休憩時間を2分(クロール)3分(平泳ぎ)で1セット」というルールを作りました。

すると、同じ「泳ぐ」という行動でも意味が変わりました。

  • 何秒で泳げたか
  • どれくらい休めば次も同じペースで泳げるか
  • 前回より余裕があるか
  • フォームは崩れていないか

「なんとなく泳ぐ」から、
「目標に向かって泳ぐ」に変わったんです。

がむしゃらにやることと、目標を持って取り組むことは違う。

これも普段のダンスレッスンで、僕が生徒に伝えたいことそのものです。

④ フォームと身体の使い方はダンスと同じ

さらに泳いでいて感じたのが、フォームの大切さです。

クロールや背泳ぎでは、肩周りや肩甲骨を大きく使います。

前々から思いましたが、このボディコントロールもダンスとすごく似ています。

ダンスでも「腕を動かしてください」と言うと、肩そのものを動かしてしまう人が多いのですが、
実際には肩甲骨から腕を使う意識がとても重要です。

水泳でも意識することは同じでした。

  • 肩甲骨から動かす
  • 左右の可動域を対称に揃える
  • 指先まで意識する
  • 同じフォームを繰り返す
  • フォームを崩さず動き続ける

フォームが崩れれば、綺麗に泳げません。

そして、余計な力も必要になります。

ダンスもまったく同じです。
フォームが崩れれば、細部まで意識をし無ければ、ただただ雑なダンスです。

指先まで意識しない。
毎回フォームが違う。
左右で身体の使い方が違う。

それでは、ダンスも美しく見えません。

平泳ぎでもクロールでも、泳ぎ方には基本となるフォームがあります。

だからこそ、ただ距離を泳ぐのではなく、
「正しく、美しく身体を使えているか?」を考えることがダンスも泳ぎも大切なんだと思います。

⑤ おまけ:水泳キャップの本当の意味に気づいた

最後に、完全におまけです。

水泳キャップって、何のためにかぶるんだろう?

僕の中では単純に
「髪を濡らさないため」「髪を落とさないため」くらいの認識でした。

でも泳いでいて気づきました。

「そもそも、なんで髪が濡れない方がいいんだ?」

息継ぎをするたびに、髪についた水が顔に垂れて息継ぎの邪魔になるからでした。

自分で実際にやってみると、「なるほど、だから必要なのか」と分かることってありますね。

⑥ ダンスも「何となく踊る」から卒業しよう

今回、水泳を始めて改めて感じたのは、
上達するための考え方は、何をやっても似ているということです。

  • リズムを意識する
  • 正しいフォームを身につける
  • 身体の細かい部分まで意識する
  • 具体的な目標を決める
  • 結果を確認して、次に修正する

これは全部、ダンスにもそのまま当てはまります。

レッスンに来て、振付を覚えて、音楽に合わせて気持ち良く踊る。

それだけでももちろん楽しい。

でも、もし「少しでも上手くなりたい」という目標があるなら、
もう一歩踏み込んでほしいと思います。

今日のレッスンで何を上手くするのか?
何を意識して踊るのか?
前回より何ができるようになったのか?

同じ1時間のレッスンでも、そこを考えている人と、ただ何となく踊っている人では、1レッスンだけでも、勿論積み重なったときにも目に見える大きな差になります。

水泳をして普段ダンスで大切にしていることを、僕自身も改めて身体で確認することができました。
水泳は強い。ダンスに役に立つ。
幼少期泣きながらイヤイヤ通っていた、水泳に感謝します。

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